
「お気に入りの最高級のワイングラスで上品な気分」を味わいたい方に、高級ワイングラスを選ぶ時のポイント、各ブランドの特徴やワイングラスの保管方法などをお話ししていきますので、是非最後までお付き合いいただけたらと思います。
高級ワイングラスで味わう上質ワインの美味しさは、至福の時を与えてくれる格別なものです。今日一日を頑張った自分を褒めてあげたり、辛かった自分をリフレッシュさせたり、あなたの大切なひと時を一緒に過ごす、お気に入りの高級ワイングラスを見つけてくださいね。
高級ワイングラスの代表的なブランド7社
- Baccarat (バカラ)
- Lalique(ラリック)
- Lobmeyr(ロブマイヤー)
- Riedel (リーデル)
- Stolzle Lausitz(シュトルツル ラウジッツ)
- Zalto (ザルト)
- Zwiesel (ツヴィーゼル)
(アルファベット順)
Baccarat (バカラ)
私が一番最初に日本で購入したワイングラスは、Baccarat(バカラ)でした。もう数十年も前になりますが、私の購入した初代バカラワイングラスは、未だに実家で愛用されています。
バカラのワイングラスは、煌めく光の反射が特徴ですが、少々重厚感があるもの特徴です。最近では軽量のグラスが主流の中、バカラはあえてその重厚感を維持しているように思えます。
最近のデザインは、時流に合わせ華奢なデザインも増えて来ているように思えます。
Lalique(ラリック)
ガラスの魔術師を呼ばれたルネ・ラリックの作品は、ジュエリーや香水の瓶が有名ですね。そのデザインは植物や動物から着想を得た自然美あふれるものとして人気を博しています。
グラスなのにサテンやシルクのような質感のあるデザインは、ラリック特有の技法だとも言われていますね。
Lobmeyr (ロブマイヤー)
ロブマイヤーのグラスは、なんといっても素材(鉛を一切含まないカリ・クリスタ)にあると言われ、美を追求したデザインと実用性を兼ね合わせたワイングラスとして人気を博しています。
実はロブマイヤーの「バレリーナ」は、アメリカからヨーロッパへ引っ越しをして来た際に、義父母から贈られた私にとって、思い出深いワイングラスとシャンパングラスです。
義母がワイングラスのシルエットに魅了され、プレゼントしてくれた、バレリーナワイングラスⅠは、少々置き場所に困り、食器棚の位置をワイングラスの高さに変えたりと、家庭で使うには高さがありすぎるかな?とも思いますが、軽量で使い勝手も良いので大変気に入っています。
Riedel (リーデル)
世界で初めてグラスの形状・大きさとワインの味に違いが出る事を発見したのがリーデル。テイスティング(味見)をワイン醸造家の人達と協力しながら葡萄の品種ごとにワイングラスの形状を決めているのが、リーデルの大きな特徴だと言われています。
Stolzle Lausitz(シュトルツル ラウジッツ)
伝統を守り続けるクラフトマンシップと最先端技術の融合で生まれたシンプルでコスパの良いワイングラスだと言われています。
持ち上げるとライトが点灯するシャンパングラスや、スワロフスキーを散りばめたグラスなどがお手頃価格で手に入るのが嬉しいブランドです。
Zalto (ザルト)
何十年もの間、ワインの研究に費やしたワインの司祭Hans Denk神父が開発したワイングラス「ザルト・デンクアート」は世界中のワイン愛好家たちから高い支持を受けています。
Zaltoはブラインドティスティングコンペティションで見事3冠を獲得するなど、素材から製法、デザインまでこだわりの100%ハンドメイド(伝統的な手吹き製法)のワイングラスとなっています。
原材料へのこだわり:カリクリスタル【無鉛】により白濁化がおきない
ボウル部分の曲線の角度:ワインの最上級の味わいを実現
耐久性:温度変化への耐久性あり、食洗機にも対応
Zwiesel (ツヴィーゼル)
伝統的手法に最新技術を融合させ、2001年に取得した国際特許トリタン®クリスタルや、他国のデザイナーとのコラボレーションで次々を革新的なワイングラスやデカンタなどを生み出していることや、グラスの耐久性を上げる機能なども開発しています。
個人的には、2016年に発表されたAIR SENSE (エア センス)がとても興味深くデキャンタとワイングラスを購入したいと思っています。
このAIR SENSEはデカンタの内部にある球体がワインを空気にふれさせることで、ワインの美味しさを一層引き出すと言われています。
各ブランドの特徴のまとめ
ブランド名 | 国 | 創設 | 特徴 |
---|---|---|---|
Bacarat (バカラ) | フランス | 1746 | 透明度・重厚感・澄んだ音色 |
Lalique (ラリック) | フランス | 1888 | 自然や神話を連想させる優美なデザイン |
Lobmeyr (ロブマイヤー) | オーストリア | 1823 | ハンドメイド・軽量・割れにくい |
Riedel (リーデル) | オーストリア | 1756 | 飲みものの個性をより大切に引き出す |
Stolzle Lausitz(シュトルツル ラウジッツ) | ドイツ | 1889 | 透明度・デザイン性・耐久性 |
Zalto (ザルト) | オーストリア | 14世紀初頭 | 軽さ・薄さ・デザイン性 |
Zwiesel (ツヴィーゼル) | ドイツ | 1872 | 伝統工芸と最新技術の融合 |