Wineの賞味期限ってあるの?

wine bottles

ご褒美用に買ったワイン、贈物でいただいたワイン、「このワインの賞味期限っていつまで?」と思ったことありませんか? 大切に保存していたけど、まだ美味しく飲めるのかな?と気になったこと、あなたもありませんか?

ワインは生きています。買ってきてすぐに開栓するのではなく、一度寝かせて落ち着かせてから開栓しましょう~と以前お世話になったソムリエの方に教えていただいて以来、それを頑なに守り続けています。

この記事では、ワインには賞味期限があるの? 未開栓と開栓後の賞味期限について解説していきたいと思います。

ワインの賞味期限ってボトルに書いてある?

通常、「賞味期限:202〇年〇月」とさまざまな商品には記載されていますが、ワインボトルを見てもラベルに賞味期限は記載されていません。記載されているのは、収穫した年、例「2018」「2020」などとなります。

では、一体何故?賞味期限を書かないの?と疑問に思われた方、それはワインは味が劣化すると言う概念はあっても、ワインが腐ると言う概念がないからなのです。

概念がないので、賞味期限は記載されていない!これが理由となります。

ラベルに書いてある年号の意味?

ワイン好きの方、ワインに詳しい方々は、ラベルに記載された収穫された年・土壌・気候・醸造方法やアルコール度数・保存方法などを知り、そのワインの飲み頃、熟成期間などを判断していきます。

初心者の方でも、この年の葡萄は良い出来だったとか、余りよくないできだったと聞いた事があると思います。 難しい事は別として、〇年の葡萄の出来栄えはどうだったのかな?と調べてみるのもワインを楽しむ一つとなりますので、是非ワインを買う時の参考になさってくださいね。

ワインの劣化とは?

それでは、一体ワインの劣化とはどのようなことを示しているのでしょうか? 美味しいと感じるか?美味しくないと感じるかは、個人差がありますが、初心者でも簡単に劣化したワインと断言できるのが、臭いとなります。

  • 湿った雑巾のような臭い
  • カビ臭い

このような臭いがしたら、そのワインは劣化していますので、飲まずに処分しましょう。
なお、これは【ブショネ】とも呼ばれ、このような臭いがしたワインは残念ながら元に戻ることはありません。

ワインの劣化の原因

何故ワインの劣化が起こってしまうのか?そこにはさまざまな要因が複雑に入り組んでいますので、一概にこれが原因だと言うことはできませが、【ワインは生きた飲み物】です。なので、その輸送中に急激な振動や、温度の上昇あるいは下降、コルクに微妙に含まれていた雑菌などが考えられます。

未開栓ワインの賞味期限はどのくらいあるの? 飲み頃はいつ?

先程、ワインには賞味期限が書いていないとお伝えしました。では、一体どの位の目安でワインをの飲めば良いの?と思われたのではないでしょうか?

実は、私もこの基準について知人のソムリエに質問してみました。それでは、ワインの飲み頃について以下に解説していきますね。

購入直後に飲むワインとは?

ワインショップ・スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売されている安価なワインの場合、購入した直後に飲むのがおススメです。 いわゆるテーブルワインと呼ばれるワインの事を言います。

これらの安価なワインは熟成期間を経て美味しく飲むようには、最初から造られていないそうです。すでの飲み頃の状態になっている!と言われました。 

それでは他のワインはどうなのか?と言う事で、また基準を教えてもらいました。それはあなたがお買い求めになるワインが「熟成タイプ」または「熟成タイプではない」によってことなるそうです。ワインをお買い求めになる際には、この点をワインショップの方に聴いてみて下さいね。

[熟成タイプ]ワインの飲み頃は?

ワインショップには、必ずワインのエキスパートの方がおられますので、こんなこと聞いても大丈夫?と不安にならずに、質問してみてくださいね。

熟成タイプのワインの場合、保存状態が良ければ数年~数十年先でもとてもおいしく飲む事が出来ます。また、ワインを熟成させたいとお考えの方は、是非ワインセラーにて保管することをおススメします。ワインは生きていますので、適切な温度と湿度を保ってこそ、美味しく熟成していけます。ワインセラーの選び方は、こちらの記事「上質ワインの長期保存にはワインセラーが必要」にて解説していますので、是非ご覧ください。

[熟成タイプではない]ワインの飲み頃は?

お買い求めになったワインが熟成タイプではないと言われた場合の目安として、赤ワインは2~3年以内、白ワインは1~2年以内にお召し上がりください。また毎年人気のボジョレー・ヌーヴォーは1年以内にお召し上がりくださいね。

開栓後のワインの賞味期限はどのくらい?

パーティーなどで沢山のワインを開栓してしまった場合は、こちらの記事「残ったワイン上手に活用できていますか?」をご覧いただき、残ったワインの活用をしていただければと思いますが、開栓したけど、飲みきれなかった場合は、コルクで再度栓をするか、ボトルの空気を抜いてしっかりと栓をすることで、冷蔵庫に保管で約1週間ほどは大丈夫です。

ボトルの空気を抜いてしっかりと栓が出来るワインオープナーは、こちらがおススメです。
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乾電池式ワインオープナー 開栓日セットで忘れ防止

特徴
簡単に使える開栓日を
記録できる
ホイルカッター付

シャンパン・スパークリングワインは、できるだけ開栓した当日に飲みきりたいところですが、どうしても残ってしまった場合は、スパークリングワイン専用のストッパーを利用し、冷蔵庫で保管すれがおよそ3日程度は、楽しんでいただけます。

おススメのシャンパン・スパークリングワイン専用のストッパーは、こちらとなります。ボトルの口をしっかりと蓋をして、中から炭酸を逃がしません!
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スパークリングワイン専用のストッパー

まとめ

ワインの産地・葡萄の品種・製造方法や保存状態などによって、それぞれのワインは、異なる飲み頃がありますし、葡萄の収穫年によって、同じ銘柄のワインでも味が異なります。実際のところ開栓するまでは、ワインとの相性も未知の世界!これがワイン好きにはたまらない醍醐味でもあります。最高の時間を最高のワインと過ごすためにも、お買い求めになったワインショップで、ワインの飲み頃を聴いてみてくださいね。